インドネシア人と日本人のスタッフが高齢の女性に付き添う様子
Indonesia
Japan Indonesia Healthcare

一般社団法人日本インドネシアヘルスケア協会

日本で培った介護の経験を、
人口世界第4位の国へ。

インドネシアは、日本が五十年かけて歩いた高齢化の道を、これから二十年で進みます。すでに日本の介護の現場を支えているのは、その国の人たちです。日本が積み上げてきた仕組みと経験を、次の五十年に生かすための社団法人です。

Registered
一般社団法人日本インドネシアヘルスケア協会
所在地
福岡県春日市春日原北町4-20-2 シャンボール春日原C105
代表理事
古賀 大一郎・山口 耕平
設立
2026年8月8日
黒いスクラブを着た設立者5名が並んで立っている集合写真

すでにある関係

介護の担い手は減り、
インドネシアの人々が現場を支えています。

介護職員の数は、2023年度に初めて減少に転じました。一方で、2008年のEPAによる受け入れ開始から、インドネシアの介護人材は日本の現場に増え続けています。特定技能で在留するインドネシア人は8万6,955人(2025年12月末)。国籍別でベトナムに次ぐ2位、直近半年の増加数は最多です。

この関係は、制度が作ったものではなく、一人ずつの採用と、一つずつの職場で積み重なってきたものです。私たちの取り組みは、そこから始まっています。

インドネシア人と日本人のスタッフが高齢の女性の歩行練習に付き添う様子
0万人
介護職員数(2023年度)。前年度比 2.8万人減、初の減少。2040年度には272万人が必要。
出典:厚生労働省「介護人材確保の現状」
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特定技能在留者に占めるインドネシア人の割合(2025年12月末、86,955人)。介護分野の在留者は全国籍で67,871人。
出典:出入国在留管理庁 速報値
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2008年以降にEPAで来日したインドネシア人介護福祉士候補者の累計。
出典:JICWELS
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2025年の介護事業者倒産件数(過去最多)。うち訪問介護が91件。
出典:東京商工リサーチ(2026年1月)

日本が歩いた道

50年前、日本は今のインドネシア
同じ場所に立っていました。

1970年、65歳以上の人口が7%を超え、死因の1位は脳血管疾患でした。そこから皆保険の上に、老人医療、ゴールドプラン、介護保険、地域包括ケアと、一枚ずつ層を重ねてきました。2024年、高齢化率は29.3%、平均寿命は男性81.09歳・女性87.13歳。脳血管疾患は4位に下がり、老衰が3位に入っています。

出典:内閣府「高齢社会白書」、厚生労働省「人口動態統計」「簡易生命表」

1970年代の日本の病院の待合。杖を持つ高齢の患者と、白衣の看護師
1970年代の日本の病院(イメージ)
  1. 1961
    国民皆保険
    すべての国民が公的医療保険に
  2. 1970
    高齢化率 7.1%
    脳血管疾患が死因1位(人口10万対 175.8)
  3. 1973
    福祉元年
    老人医療費無料化、高額療養費制度
  4. 1989
    ゴールドプラン
    施設と在宅サービスの10か年整備
  5. 2000
    介護保険制度
    要介護認定者 218万人から、2023年度 708万人へ
  6. 2024
    高齢化率 29.3%
    死因1位は悪性新生物、3位に老衰、脳血管疾患は4位

同じ線

インドネシアは2025年、65歳以上が7.62%。
日本の1970年と同じ入口です。

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日本 · 1970年65歳以上人口の割合
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インドネシア · 2025年65歳以上人口の割合

人口2億8,467万人。65歳以上は2045年前後に14%へ、日本が24年かけた道のりを、およそ21年で進みます。平均寿命は74.47歳で、日本の1975年と1980年の間にあたります。死因の1位は脳卒中。ここまでは、同じ物語です。

出典:BPS(インドネシア統計庁)SUPAS 2025、IHME GBD 2021

インドネシアの高齢者が屋外で体操をしている様子

条件の違い

一人あたりGDPインドネシア 2025年 US$5,083。日本の1970年は名目 US$2,100、実質ではおよそ3倍の水準にあった。
医療保険国民健康保険JKNの加入率 98.6%。ただし介護保険に相当する制度はなく、2026年の収支は赤字が見込まれている。
供給人口千人あたり医師 0.69人、病床 1.38床(日本の1970年は医師1.18人、病床10.3床)。
病気の中身脳卒中と心疾患に加えて、結核と新生児疾患が死因の上位に残り、糖尿病は患者数で世界5位。日本の1970年にはなかった二重の負担。

出典:BPS、BPJS Kesehatan、世界銀行、IHME、厚生労働省。数値の詳細と出典一覧は「データ」ページに掲載予定。

違いが意味すること

日本の仕組みをそのまま持ち込むのではなく、
現地に合わせてつくり直す仕事です。

皆保険はある。家族は同居している。足りないのは、日本が1989年から2000年にかけて重ねた層、つまり介護の担い手の育成、ケアの基準、在宅と地域のしくみ、福祉用具です。それを持っているのは、日本で毎日それを運営している事業者です。インドネシアの公的機関は、今その層に手をつけ始めています。

文脈 · 2025年4月

JICA × インドネシア保健省

「介護人材能力強化プロジェクト」が始動。3年間、ジャカルタ、ランプン、NTBの保健ポリテクニックで介護カリキュラムを整備。

出典:JICA プレスリリース
文脈 · 2026年4月

保健省 × 国際医療福祉大学

専門医教育に関する覚書を締結。日本の医療教育機関との公式な協力が始まっている。

出典:インドネシア保健省
文脈 · 2025年3月

経済産業省 カントリーレポート

医療国際展開のインドネシア編を公表。海外展開のための基礎調査・実証調査への補助制度も継続。

出典:経済産業省 ヘルスケア産業国際展開

上記は当法人が関与する事業ではなく、環境として示しています。

当法人について

日本の事業者とインドネシア
つなぐための法人です。

一般社団法人日本インドネシアヘルスケア協会は、インドネシアの PT Indonesia Japan Healthcare(IJH)の姉妹法人です。IJHは5名で設立し、当法人は日本在住の4名が設立時社員となりました。当法人はIJHの株式を保有していません。日本側では社員の学びと視察を、インドネシア側ではIJHが現地の機関との実務を担います。

インドネシアの医療現場で、日本とインドネシアのスタッフがエックス線写真と書類を見ている様子
Japan

一般社団法人日本インドネシアヘルスケア協会

社員の勉強会、インドネシア視察、現地機関への紹介。理事は日本で介護・医療事業を営む経営者。

Indonesia

PT Indonesia Japan Healthcare(IJH)

インドネシア法人(PT PMA)。現地の病院・大学・自治体との協働の実務を担う。

  • インドネシア視察理事が同行し、病院・大学・介護の現場を訪ねる。年1〜2回。日程と費用は決定しだい掲載します。
  • 勉強会インドネシアの高齢化と医療制度を、数字と現地の実感で学ぶ。第1回は準備中です。
  • 現地機関への紹介IJHを通じて、現地の病院・大学・自治体との対話の場を設ける。
建設中の病院を視察する様子
建設中の病院を視察
インドネシアの大学看護学部での面談
大学の看護学部を訪問
インドネシアの元閣僚との会議
元閣僚との面談
インドネシアの行政機関での会議
行政機関との会議
インドネシアの政府機関での表敬訪問。日本側から記念品を手渡す様子
政府機関への表敬訪問
日本語学校の学生との集合写真
日本語学校の学生たちと
バリの医師の自宅でのインドネシアと日本の参加者の対話
医師の自宅での対話(バリ)
現地企業との面談後の集合写真
現地企業との面談

メンバー

日本で介護・医療事業を営む4名と、
インドネシア側の窓口1名です。

役職は履歴事項全部証明書(2026年8月8日設立登記)のとおりです。Anshar Safriは当法人の役員ではなく、姉妹法人IJHの創業者です。日本への居住後に理事就任を予定しています。

長吉 友博
理事長吉 友博Tomohiro Nagayoshi株式会社ナガヨシ 代表取締役福祉用具・登録支援機関(外国人介護人材)
古賀 大一郎
代表理事古賀 大一郎Daiichiro Koga株式会社Well-Being 代表取締役障がい福祉・病院向けコンサルティング・理学療法士
Anshar Safri
インドネシア側Anshar Safriアンソル・サフリPT Indonesia Japan Healthcare 創業者インドネシア側の機関・大学・行政との連携
山口 耕平
代表理事山口 耕平Kohei Yamaguchi株式会社Liberty 代表取締役訪問看護・訪問リハビリ・地域包括ケア
眞田 友寿
理事眞田 友寿Tomohisa Manada株式会社介福本舗 代表取締役福祉用具・バリアフリー住宅改修

歩み

2023年の出会いから、法人の設立まで。

設立前の活動は設立者個人の活動として、設立後の活動と分けて掲載します。予定は実績と混ぜません。参加者名は同意を得た方のみ掲載します。

Before設立前 · 設立者の活動

  • 2023 末山口とAnsharの初対面。インドネシアを直接見に行く提案から始まる。
  • 2024 中第1回インドネシア訪問(1週間)。病院訪問と現地経営者との面談。
  • 2024–26訪問を重ね、計7回。参加した日本の経営者は延べ約20名。

Since設立後 · 当法人の活動

  • 2026 7月定款を作成(行政書士による電子定款、7月25日)。
  • 2026 8月一般社団法人日本インドネシアヘルスケア協会 設立(8月8日登記)。
  • 実施した活動をここに日付順で掲載します。

予定これから

  • 2026 10月第8回訪問。職業高校、大学、送り出し機関を訪問予定。
  • 2026 冬第1回勉強会(東京・オンライン)。
  • 2027 春定時社員総会、入社希望者向け説明会。
インドネシアのIJHオフィスに集まった日本とインドネシアのメンバー

インドネシア側

インドネシア側の窓口は、
姉妹法人のIJHです。

PT Indonesia Japan Healthcare(IJH)は、現地での協働の窓口です。コミッショナーは Prof. dr. Abdul Kadir。元BPJS Kesehatan(国民健康保険)監督委員会議長、元保健省医療サービス総局長です。

IJHが計画するリハビリテーション(J-Riha)と高齢者ケア(J-Care)のプログラムは、現在計画中です。稼働したものから、日付とともにここに掲載します。

写真は IJH の既存素材(仮)。差し替え候補は 写真 A8。

参加する

まずは、私たちとお話ししませんか。

入会や視察の前に、理事の一人が30分ほどお話しします。御社の事業と、インドネシアに関心を持った理由をお聞かせください。

送信により、個人情報の取扱いについてに同意いただいたものとします。

入会案内

入社の手続き

定款に会員種別の定めはなく、社員は経費を負担する義務を負いません(第6条)。入社は所定の様式でお申し込みのうえ、理事長の承認を得ていただきます(第5条)。

設立時社員4名以外の募集は、第1回勉強会の後に始めます。

視察

インドネシア視察

理事が同行する3〜4日の訪問です。日程、行程、費用は決定しだい掲載します。

お問い合わせ

取材・その他

取材のお申し込み、そのほかのお問い合わせも、左のフォームからお送りください。

参加のご相談